能登半島での活動を通じて考えたこと


先日、能登半島のある小学校を訪れ、子どもたちとスポーツを通じて楽しい時間を過ごしてきました。この活動は、私たちヒーローズが進めている災害対策の一環として行ったものです。普段は緊急時に備える準備をしつつ、平時には備えや、地域の方々とスポーツを楽しむ・・・そんな思いで取り組んでいます。

今年起きた震災。能登半島の地域では、いまだに学校や遊び場の復旧が進んでいない現状があります。
被災した子どもたちは、目に見えない不安やストレスを抱えて生活しています。

それは想像以上のストレスです。

現地のボランティア

今回の訪問では、子どもたちの笑顔に触れ、ほんのひとときでも悲しみを忘れてもらえたなら、この活動には意味があると感じました。昔、11年の福島のとき活動を思い起こし、あの時の失敗を忘れないように、楽しい時間の大切さを、いつもの時間がやってくるようにと願いを込めて行動してみました。

ヒーローズは、災害時に迅速に対応するための準備を行いながら、日常の中で地域に貢献することを目指しています。この活動を通じて、私自身も多くの学びを得ました。例えば、被災地で活動するボランティアの方々の言葉から、「継続することの大切さ」を改めて実感しました。

前のブログでも書きましたが、私の中では「もっとできたのではないか」という気持ちもありました。特に、自分のスケジュールを理由に十分な時間を割けなかったことは、恥ずかしくもあります。

ボランティアは自己満足とも言いますが、私の中で何かしなくてはと思う気持ちをどうしたらいいかと考えての、この経験のきっかけは、2025年はもっと積極的にボランティア活動に取り組む決意ができてような気がします。

ラグビーに限らず、スポーツには人をつなぎ、心を癒す力があります。

今回の活動では、私たちと一緒に汗を流した子どもたちが、「また来て!」と笑顔で言ってくれたのは、その一言が何よりです。また、私自身が日本代表として活動してきた経験が、子どもたちにとって伝える場ができたらまたいいのかなと、少しでも憧れや希望になれば、私はスポーツで救われましたし、それは大きな価値があると信じています。

今後に向けて、この活動を一過性のものではなく、継続していくことが今後の課題です。地域のボランティアの方々と連携しながら、何ができるかを考え、形にしていきたいと思います。

能登半島では8000弱のボランティアの必要です。まだまだ足りないのが現状ですし、行動できてないのも現状です。

もちろん、自分のチームや家族を大切にする気持ちは変わりません。

しかし、スポーツの恩返し?なのかどうか、行動ですね。

この活動を支えてくださったすべての方々に感謝。企画してくださったASUWAの皆様に感謝。これからもよろしくお願いします

25年も良い年でありますように

最新情報をチェックしよう!